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記事一覧

連続講座・忘れられた天才・川村理助(時局と仏教①)

「時局と仏教」は、昭和14年に東京帝国大学仏教青年会の「仏教思想講座」に招かれた川村理助が行った講演録です。昭和14年といいますと、既に日中戦争がはじまっており、平沼騏一郎内閣の時代でした。同盟国のナチスドイツはポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が始まった年でした。そのような時代に、川村理助がどのような講義を行ったのか、全文を掲載したいと思います。「時局と仏教」(一)私が川村であります。いつぞやも...

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連続講座・忘れられた天才・川村理助(校長訓話)

岡野薫子著『太平洋戦争の学校生活』という本があります。この方は児童文学の作家であった方で、第二次世界大戦前~戦時中に調布学園に通っておりました。そこでの思い出を語った本なのですが、川村理助が校長として行った訓話があるため、転載いたします。なお、この訓話は、太平洋戦争開戦時の訓話でして、著者の岡野氏は、決して「必ず勝つ」という楽観的なものでなく、勝てそうにないということを暗示したものであると感じたそ...

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連続講座・忘れられた天才・川村理助(教育勅語のご精神④)

第6講(最終講)国民各位において、先の「国民朝礼」を是非実行していただきくことを望みます。それというのも、宮中においては、毎日、伊勢神宮をご遥拝いたします。これは明治天皇のはるかにも あふがぬ日なし わが国の しづめとたてる 伊勢の神垣かみかぜの 伊勢の宮居を 拝みての 後こそきかめ 朝まつりごとの御製においても明らかであります。なぜ、このようにご遥拝遊ばすのでしょうか。昔、ニニギノミコトが皇位に...

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連続講座・忘れられた天才・川村理助(教育勅語のご精神③)

第4講先に、親子関係の確信によるところのある種の一体化、君臣関係の確信によるところのある種の一体化がなされるところを解きましたが、人は何者とも一体化できるのです。ただし、それにもいろいろな水準があります。夫婦の場合には、一般的に、その根底に、互いの我情我欲があり、相楽しもうとする主我的傾向が強いものですから、その行動によるところの結果は二人だけに限定されます。けれども、夫婦ともに、「これは神仏の結...

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教育勅語 現代語訳

今回は、川村理助の本の要約ではなく、川村理助の「教育勅語のご精神」を下敷きにして、私なりに教育勅語を現代語訳したいと思いました。それというのも、とある小説家が悪意をもって、教育勅語を現代語訳いたしました。悪意があるだけでなく、非常にレベルの低いものでございまして、まあ、真面目に相手をするだけの価値すらもないものなのですが、逆に、あの程度のものでも世間に対して発表できるインターネット社会なのだから、...

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